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遠い太鼓 (講談社文庫)価格: 840円 レビュー評価:5.0 レビュー数:33 分厚い本ですがさらりと読めて、また読み返したくなるような本です。数年間かけての海外生活なんて普通の一般人にはできないことですが、これを読めばなんだか追体験したような気になれます。村上文学の創作の現場も垣間見ることができて、そういう点でも好著です。 |
翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)価格: 777円 レビュー評価:4.5 レビュー数:19 あぁ、おもしろい!読んでよかった!「キャッチャーインザライ」読んだ人は、絶対、読んだほうがいいですよ!おもしろい!
1冊丸ごと「サリンジャー&キャッチャーインザライ」について、書かれた本です(笑)
小説家・村上春樹と東京大学教授・柴田元幸による、2度にわたる対談と、2人の「あとがき」が、本書の内容です。これで、この価格は、、、お買い得☆
村上春樹の「キャッチャー」に対する熱い思いが、伝わってきます。
「簡単な言葉で、深い真実を語るんだ、というサリンジャーの姿勢が、キャッチャーインザライとい |
「象の消滅」 短篇選集 1980-1991価格: 1,365円 レビュー評価:4.5 レビュー数:31 長編小説を読んでいる暇がない人におすすめします。短時間で村上春樹が、なぜ世間で評判なのかが理解できるのではないでしょうか。 |
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羊をめぐる冒険〈上〉 (講談社文庫)価格: 500円 レビュー評価:4.0 レビュー数:26 デビュー作の「風の歌を聴け」から、「1973年のピンボール」と続く中で、
個人的には、「僕」が、(否応なしに)、初めて社会との関係を持った
この作品は、村上さんにとっても転機となるものだったと思う。
物語の途中、黒服の男が登場するまでは、物語はいつもの展開で
進んでいくように見える。淡々とした日常の描写や、ごく親しい人間に
限定された関係性と、僕の内的な世界でのお喋り。
そして、「異物」である黒服の男が出現し、そこから運転手や先生など、
これまでの「僕」とは関わりあい |
羊をめぐる冒険〈下〉 (講談社文庫)価格: 500円 レビュー評価:4.0 レビュー数:23 この作品から本当の意味での村上ワールドが始まった、と考えている。
青春3部作の完結編。
といってもこの後に「ダンス・ダンス・ダンス」が発表されて、結果として4部作になる物語の3作目。
始まりは前2作同様の雰囲気で淡々と静かにすすむ。
妻が他の男のところにシケこむことになって、離婚しても主人公の「僕」は動揺しない。
それが自分の知っている男だったとしても。
そして今度は双子ではなく(前作1974年のピンボールでは双子だった)、高級コールガールのバイトをしている耳モデルの女の子がガールフレンド。
い |
ダンス・ダンス・ダンス〈下〉 (講談社文庫)価格: 680円 レビュー評価:4.5 レビュー数:17 青春三部作の続編。
とは言え、「羊をめぐる冒険」との間には「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」、「ノルウェイの森」が挟まっており、6年の歳月が経っている。
予期せぬ方向に話は展開し、死んでしまった鼠との約束を果たして帰路についてから数年。
「僕」は素晴らしく綺麗な耳を持つ「キキ」を探して、あの「いるかホテル」を目指して札幌へ降り立つ。
羊男に追われるようにして消えた「キキ」はどこにいるのか。
たどり着いた「ドルフィンホテル」は以前とまったく異なる近代化された高層ホテルへと変貌を遂げていた。
「羊をめぐる冒険」に |
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